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快適な住宅をつくるためには、断熱性能とセットで欠かせないのが「気密性能」です。気密性とは、「どれだけ隙間のない家か」ということですが、ZEHではこの気密性能が義務化とだけにされており、気密性能に関してはハウスメーカー任せでクレームの対象にはならないのです。先日、木枯らし1号が吹いた際に気密性能の大切さについて我ながら再認識しました。農業用の休憩室は屋根も壁も鋼板で囲まれているだけなので先の台風21号の時には雨は入りませんが強風に悩まされていました。すぐに全てのすき間を簡易発泡のウレタン材で塞ぎましたがその2日後に木枯らしが吹いたのです。外は少し寒くなってきているので、台風のときには寒さも強風圧も感じていましたが、木枯らしのときには風圧は感じなくなり、鉄板1枚だけなのに少し暖かく感じました。やはりすき間があると、温まりにくく、底冷えしやすい。また花粉や埃にまぎれて有害な科学物質なども入り込んでくる可能性があります。住宅の気密性を高めるためには、通常よりも多くの専用部材と、隙間なく丁寧な施工を行うための高い施工技術が必要です。手間やコストはかかりますが、高気密で快適な住まいをつくるためには絶対に見逃せません。またグラスウールなどの断熱材は綿状でできているため、隙間があると冷風が入り込んでしまいますから断熱効果も低下します。例えるならば、断熱は「あたたかいセーター」で、気密は「ウインドブレーカー」です。真冬の凍えるような強風に備えるためにも、分厚いセーター(断熱材)の上に風を通さないウインドブレーカー(気密・防水材)を羽織る必要があるように、住宅の断熱性能が本来の力を発揮させるためには、気密性が欠かせないのです。また冬は乾燥した外気と比べると、家の中は湿気が大量に発生しています。そのため、外壁や床などに隙間があると、隙間から湿気が壁の中や床下に流れ込んでしまいますから、壁の中で結露して柱を腐らせ、床下や壁の中をカビだらけにしてしまいます。家の腐敗を防ぐためにも、グラスウールなどの断熱材を使う場合は、室内側からの隙間は可能な限り少なくしなければいけません。大事な断熱と気密工事を住宅会社任せではいけません。しかもZEHの建売を買うならその点の確認が必要です。その点、SPI工法は施工性も全棟気密性能検査を実施して検査報告書を提出していますから安心です。