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土間床は家の中で床板を張らずに地面のままだったりコンクリートの打ち込みなどで床を仕上げた部分のことを言います。昔の家では農作業の際に炊事や食事をするのに使いやすい場所でした。今の住宅における土間床の場所とは玄関の一部だけで靴を脱ぐ場所くらいです。昔は農作業で泥の付いた長靴を履いたまま出入りができる。炊飯はかまどで煮炊きをするから防火の意味からも土間の必要性が高かったのです。しかしガスや水道の普及によって生活様式も変わり、そんな家造りの光景を見ることがほとんどありませんでしたが、ここにきて玄関やベランダに土間床を大きく設ける家造りが増えてきているようです。これは自分たちのライフスタイルに合った土間の活用法が見直されてきて、昔ながらの玄関や台所に限らず、欧米並みに家の中に土足を取り入れる家造りが増えているようです。皆さんも土間のある暮らしも検討してみてはいかがですか。ただし、暮らしの中に土間床を取り入れるときには、断熱施工は欠かせません。施工方法としては土間床の下にはまず設備配管をして65o以上の断熱材と補強鉄筋を敷き込みコンクリートを打ち込みます。断熱材を入れておかないと、地面部分の温度はほとんど一定で、夏は冷たくて良いのですが、冬場は室内の熱が土間床から地中にむけて逃げてしまいます。土間床にしたのだけれど、冬は冷たくて部屋も暖まり難いというのがそれにあたります。ベタ基礎のベース部分をそのまま土間床に仕上げた場合などがそれにあたりますから、建築計画の際にはその点にも注意が必要です。土間床は地熱エネルギーを有効に活用できますからぜひ取り入れてみてください。